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訪問看護師の服薬管理への関わり方にはコツがあります!
高齢になると複数の持病を持っていたり、そのため、病院にも複数通院していることがよくあります。そんなときの薬の数はとても多くなっています。間違えずに薬を管理することも簡単そうで難しいのです。訪問看護師の少しの力で、うまくできるようになっていくことがあります。
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薬くらい、自分で管理できるんじゃないの?訪問看護師にできることって何?
若いうちは、一時的に体調を崩す程度で、定期的に通院して、内服を継続している方はそう多くはありません。中高年から生活習慣病が増え、内服治療をしている方が増えていきます。
そして、治療が必要な病気も少しずつ増えていってしまうことが多いです。そうなると、自然と薬の数も増えてしまうのです。
わかっているはずの薬の数も、増えてくるうちにわからなくなってしまうことも少なくないのです。そんなときに、訪問看護師による服薬管理を受けることになる方もいらっしゃいます。
いつ、どんな薬を飲んでいて、きちんと内服できているかに注意をしながら、服薬管理を行っていきます。
訪問看護において、服薬管理の大きな目的は、飲み忘れを防ぐことになってきます。自分の思い込みなどで、勝手に服薬時間や服薬量を間違えてしまっている場合が少なくないのです。
服薬管理においては、その方に応じた工夫が大切です!その工夫をするのが、訪問看護師です
。
自分できちんと内服できていると思い込んでいる患者様に、いきなり「今日から私たち看護師があなたの薬を管理します」と言っても、怒りを買うだけです。
まずは、どんなふうにしまっている場所から出してきて、内服しているのか?どの時間帯に内服しているのか?を確認することから始まります。
患者様の状況の確認から、できていない部分を把握していきます。そのうえで、必要な援助を考えていきます。
例えば、患者様の状況確認から、内服の必要性はわかっているのだけれど、薬の種類が多くて間違えて内服しているということがわかりました。
この場合は、いつ、どの薬を飲むのかわからなくなっているので、朝・昼・夕・寝る前とそれぞれにわけて、薬を準備しておくことで状況が改善されることが想定できます。
また、病院から薬を持ち帰ってくるのだけれど、そのこと自体を忘れてしまい、「薬がない」と何度も受診してしまう場合もあります。
その場合、病院との連携を図り、訪問時間に合わせて、薬局から薬を配達してもらうなどの工夫を図ります。
このように、服薬管理とはいっても、患者様の状況に応じたサービスの工夫が必要になります。
そして、継続した訪問看護師によるサービスによって、よりよい服薬管理方法のアセスメントができるのです。特に認知症の患者様の場合、認知機能が徐々に低下していくことが多いので、今はどこまでできているのか?の把握が大切になってきます。
訪問看護師は、薬の管理のスペシャリストになるの?
薬は、医師の処方箋をもとに、薬剤師が調剤してくれます。薬のことは、薬剤師が専門家です。わからないことは、薬剤師に聞くのが一番です。
でも、薬剤師がいつもそばにいてくれるわけではありません。患者様は、そばにいることのある訪問看護師に質問してくることが多くなってきます。
そんな場合、「わからない」とばかり、言ってられません。
どんな薬を飲んでいるのか?副作用はないのか?などの観察ができることも訪問看護師による服薬管理の大きな役割なのです。
まとめ
いかがでしたか? 訪問看護師による服薬管理は、どのようなことをしているのかイメージできましたか?
病院では、薬剤師が行う場合が多いかもしれません。在宅訪問サービスでも、薬剤師による服薬管理を行うこともできます。
しかし、薬剤師の訪問は、訪問看護師のように頻回の訪問は難しく、できないこと・できなくなってきていることの把握が十分ではないこともあるのです。
そこで、薬剤師・訪問看護師と連携を取りながら、服薬管理を行っている場合が多いです。
このように、訪問看護師は病院とは違い、さまざまな業務を行っています。大変なことも多いですが、やりがいのある仕事です!
どんなところで訪問看護師を募集しているのかなどの情報を自分一人で探すのには限界があります。訪問看護に興味を持たれたなら、一度看護師転職サイトに連絡を取ってみて下さい。あなたの知らない情報を教えてくれますよ!
執筆者情報
訪問看護師の求人 編集部
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