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妊娠しても訪問看護師の仕事を続けていくことはできるの?
訪問看護師の仕事はハードです。妊娠してからも続けていくことはできるのでしょうか?注意しなければならないことはありますか?
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訪問看護師の仕事を続けながらの妊娠は不安がつきものです。
看護師だけではなく、職場に妊娠を伝えることは不安を感じますね。
他のスタッフの負担が大きくなって、迷惑をかけてしまうのではないか?流産してしまうことはないか?など喜びよりも不安が大きいかもしれませんね。
病院とは違い、訪問看護ステーションはギリギリのスタッフ数のところがほとんどです。妊娠初期では自分自身の体に負担がかかる、体の大きな患者様の処置を交代してもらいたいですよね!でも交代を言い出しにくい雰囲気がないとは言えません。
患者様のご自宅への訪問なので、綺麗なお宅ばかりではありません。ペットがいるお宅では、トキソプラズマなどの感染も気になることもあるでしょう。体調によっては、臭いも気になる場合もありますよね!
いろんな面で、自分一人で対応できることばかりではなく、他のスタッフの協力を得ることが必要になってきます。まずは妊娠したことを上司に報告しましょう。
そのうえで、必要な対策を上司やスタッフと一緒に考えていただく必要があります。
訪問している患者様・ご家族には、妊娠したことを上司から話してもらいましょう。
お腹が大きくないうちは、患者様、ご家族も気づくことはないでしょう。しかし、安定期に入ってくると、お腹のふくらみもめだってきます。
患者様から「おめでたなの?」と声をかけられることもあるでしょう。そうなると、患者様も移乗などの体に負担のかかることを依頼しずらくなってしまいます。何のための訪問なのかわかりません。
そんなことも少なくないので、身体的看護の多い患者様には、上司から早めに妊娠のことを伝えてもらいましょう。
できれば、そのような患者様の訪問は外してもらうのが、一番なのですが・・なかなかそうはいかないかもしれません。
訪問看護師を続けようと頑張っていると、妊娠は自分だけのことだから、職場の人以外にはあまり伝えたくないと感じる方も多いかと思います。
しかし、妊娠は自分一人の問題ではないのです。お腹の中にもう一つの大切な命が宿っているのです。その命も大切にしなければいけないのです。
妊娠中は、出血など突然思いもしないアクシデントが起こることがあります。それが、訪問中かもしれません。だから周囲の協力を得るためにも、妊娠していることを伝えていくことが大切かと思います。
妊娠したことに対する他のスタッフの協力への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう!
ただでさえ、訪問看護師はハードな仕事です。身体的負担も大きいし、休日や夜間の呼び出しなど精神的なストレスも大きいです。
そのことは、同じ職場で働いているスタッフ同士十分に理解しています。だから、妊婦でも負担なく、安心して働けるように、スタッフ間で協力してくれます。
例えば、身体的看護の多い患者様の訪問を取ってくれる、電話当番も交代してくれるなど負担の大きい業務を少なくしてくれるはずです。
「妊娠しているから、それくらい当たり前」なんて思っていては、周りの空気が悪くなってしまいます。「ありがとう」という気持ちを忘れずに、仕事を続けて下さい。
訪問看護は、実務経験の長い看護師が多い職場です。その分、妊娠・出産・子育てを経験しているスタッフも多いのです。
だからこそ、あなたの不安や負担がどれほど大きいのか理解してくれる人も多いのです。理解されている分、感謝の気持ちを忘れずにいて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
確かに妊娠中、訪問看護師を続けていくことには不安を感じることが多いでしょう。でも、まずは上司に報告から始めて下さい。
誰にも伝えていないと、不安ばかりが大きくなってしまいます。まずは安定期に入り、体調が落ち着くまでは、無理をしないようにして下さい。
訪問看護ステーションは、職員が少人数のところがほとんどです。不安があったり、体調が安定しなかったりする場合は、無理をせず休職する方法もあります。
妊娠・出産でいったんは職場を離れてしまうことになるかもしれませんが、まずは自分の体・赤ちゃんのことを優先して下さい。命はかけがえのないものです。
職場を離れてしまっても、出産という人生経験はあなたの経験値を高めます。次の訪問へ生かせるのです。
また復職する際は、保育施設など不安材料もあります。看護師転職サイトに相談してみると、出産後復職した方の話も聞くことができます。そんなときは是非相談してみて下さい!
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訪問看護師の求人 編集部
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