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小児対応の訪問看護ってどんなものなの？
訪問看護といえば、どうしても成人対象だと思ってしまいがちです。病気の方は、年齢問わずいるのです。訪問看護はさまざまな年齢を対象としています。
小児科の訪問看護ってどんな感じなのかしら？
年齢層は、小児科なので乳児から15歳ぐらいまでです。疾患は、循環器、呼吸器、消化器などや障害を持っている場合などさまざまです。
そんな疾患を抱えている小児科で訪問看護が必要な場合は、定期的受診だけではなく、専門的なフォローが必要なので長期にわたっての継続した訪問になることが多いです。
また、重篤な疾患であることも多いので、緊急時の対応も必須です。ただ緊急時の対応は、自宅でできることは限られているので、病院へ連携・連絡をスピーディに行うことになる場合がほとんどだと思います。
そのため、小児科の訪問看護では、より異常の早期発見が重要となってきます。
観察力が大事！
成人とは違って小児科の場合、自分自身の体調や苦痛などを言葉でうまく訴えることができないのです。些細な体調の変化に気づくことができる、看護師自身の五感を働かせた観察力が大切なのです。
言葉では表現できない分、いつもとは違う表情・泣き声、食事の仕方などで体調を確認していく洞察力がポイントとなってきます。
また、看護をしているのはご家族です。お母さんが多いのですが、ご家族の様子にも気を配ることも大切です。些細な変化は、長く訪問していても、お母さんにはかないません。お母さんからの情報で、体調の変化に気づくことも多いのです。
そして、長期にわたってお子さんの看護をしているお母さんには、疲労もストレスもたまってきます。誰かに相談したい、愚痴をこぼしたいと思っても、その相手すらいない方が多いのです。そんな中での訪問看護師は、お母さんの相談相手の役割も果たしているのです。
お母さんの疲労の色がないか、そんなことにも心を配ることができる大きな心が必要となってくると思います。お母さんへの心配りは、やはり同じお母さんであることが強味となる場合が大きいですね。母親にしか感じることのできないものはたくさんあると思います。そのためか、小児科の訪問看護師は、子育て経験のあるナースが多いですね。
お母さんへのサポートは欠かせません！
誰もが自分の子供のこととなると、自分のことはさておき、子供のことに重きを置きます。それは健康な子供でも病気を抱えている子供の場合でも同じです。でも、病気を抱えている分、お母さんは過敏なくらいの反応をすることも少なくないのです。
そのため、訪問看護師の一言がお母さんにとって、重大なものとなってくるのです。きちんとした説明をして、向き合っていくことが大事なのです。
その分、訪問にはストレスを感じることも少なくありませんが、訪問看護は一人で行っているのではありません、チームで行っています。スタッフ間のコミュニケーションも重要です。
スタッフ間で言っていることが違うとお母さんも不安になります。スタッフ間で十分なコミュニケーションを取ることで、そんなこともなくなります。不安なく、よりよい看護につながっていくのです。
まとめ
いかがでしたか？ 小児科への訪問看護に興味を持たれましたか？訪問看護は、一人で訪問する場合がほとんどなので、緊急時の場合に対して不安を抱える方も少なくないでしょう。
しかし、いきなり一人で訪問するわけではなく、ステーションでのスキルアップシステムがしっかりしているので、必要以上に不安がることはないです。
小児科の訪問看護をしてみたいと思っても、たくさんのステーションがある中で、どこがスキルアップシステムが充実しているのかなんてことは分からない場合がほとんどですよね。
自分一人での情報収集には限界があります。そんなときに、看護師転職支援サイトを利用されるのも一つの手です。働くことへの不安の解決につながっていきます。
もし、興味を持たれたのであれば、一度相談されてみてはいかがでしょうか？
執筆者情報
訪問看護師の求人 編集部
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