訪問看護師とリハビリスタッフとの連携は大切です！

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訪問看護師とリハビリスタッフとの連携は大切です！

訪問系のサービスでリハビリもあります。訪問看護師の行うリハビリと違いはあるの？

訪問看護師もリハビリを行うの？

リハビリと言えば、専門職の理学療法士（PT)・作業療法士（OT)・言語聴覚士（ST)が行うものと思われるかもしれませんね。確かにそうなのですが、看護師も大きな役目を担っているのです。

病院から退院して、在宅生活を送られている方の多くは、ご家族やヘルパーさんなど日常生活で誰かの支援を受けている方がほとんどです。言い換えれば、支援を必要としていない方は、訪問系のサービスを利用する必要がないのです。

訪問系のサービスを利用している方は、食べる・寝る・排泄するなど生活に必要な動作に誰かの支援が必要な状態なのです。

どうでしょう？食べる・寝る・排泄することに誰かの手を借りたいですか？誰でも自分でしたいと思うでしょう。訪問リハビリは、そのような方のために援助を行っているのです。少しでも自分でできたという満足を得られるよう、生きがいにつながるように援助しています。

入院中は、毎日日課として、リハビリ室でのリハビリができます。でも、自宅ではそんなわけにはいきません。訪問看護師も手助けして、リハビリを行っているのです。

訪問リハビリでのリハビリメニューは、専門職であるPT・OT・STが検討し、作成します。訪問看護師もそれに対する指導を受けます。そして、継続してリハビリを続けることができ、生活の質の向上につながるようにしてしていきます。

訪問看護師とリハビリスタッフとの連携ってどんなふうに行っているの？

訪問看護師は、患者様の身体面を重視した観察・看護を行っています。訪問リハビリでは、リハビリ面でのサポートを重視しています。

訪問看護・訪問リハビリそれぞれの情報を共有することによって、患者様の在宅生活がより豊かなものになってきます。

訪問看護ステーションに併設した訪問リハビリステーションもあります。その場合は、カンファレンスという形で情報共有できます。

他事業所の場合は、スタッフ同士がしょっちゅう会い、カンファレンスを行うことは難しいです。その場合、連絡ノートやメールなどで連絡を取り合い、必要なリハビリ強化につなげていきます。

例えば、リハビリメニューで座位保持練習をしていたとします。昨日までは5分間保持できていたのに、今日は3分がやっとだった・・ということがあったとします。

今日は微熱があったからそのせいかも・・、最近食事摂取量が減っていたから、体力が落ちているのかも・・などのことを連絡します。

そのことにより、次回訪問時により注意して観察することができ、リハビリ内容も検討することができるのです。

毎回訪問時に同じことをしているように見えるかもしれませんが、十分な連携が取れていると、より必要なサービス内容をすぐに見出すことができるのです。

リハビリ専門のスタッフのいるステーションとそうではないステーションの違いは？

訪問看護ステーションでも、看護師とリハビリ専門のPT・OT・STのいるステーションと看護師だけのステーションとがあります。

どちらも訪問看護ステーションですが、専門的なリハビリを行い、評価できるかどうかが違いとなってきます。

これからどのような内容で訪問看護を行っていくかは、主治医の指示のもと、サービス担当者会議でサービス内容を決めていきます。その中で、よりリハビリを重視していく場合に訪問リハビリを導入していくことになります。

それぞれの専門職が協力しあい、最善を尽くしていきます。

入院中は治療方針は医師が診断のうえ、決めていきます。在宅生活では、生活の方針は患者様・ご家族が中心となって決めていきます。

脳梗塞を起こし、医師からは歩行は不可能を言われている患者様がいても、「歩きたい」という気持ちが強いのなら、ご本人の気持ちを大切にし、生きがいとなるようにしていくのが、訪問看護・訪問リハビリの役目です。

そのため、可能であることを考えながら、お互いに連携を取りあい、サービスを行っています。

まとめ

いかがでしたか？　訪問看護師が行っているリハビリ・訪問リハビリの役割について、少しはわかっていただけましたか？

確かにリハビリの専門職は、PT・OT・STです。しかし、この中で訪問看護師ならではの役割があるのです。それぞれの専門職が関わりあって、患者様のより在宅生活を築いていこうとしているのです。

訪問看護ステーションの中でも、リハビリに重点を置いたステーションもあります。「在宅生活のリハビリでサポートしてみたい」と考えている方もいるかもしれませんね。どのステーションがリハビリを重視したサービスをしているか分かりにくいですね。

そんなときは、看護師転職支援サイトの利用をしてみるといいですよ。興味のある方は一度問い合わせてみてはいかかですか？

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